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メンタルブレイク寸前までいった話

こんにちは、ひろすけです。

過去の記録を振り返っていて、

1年前のちょうど今ぐらいの時期から、

体調を崩していたことがわかりました。

ネガティブな発信はあまりしたくないのですが、

失敗を振り返って同じことを繰り返さないように、

また同じような状況にある人の注意喚起になればと思いまとめます。

要点

  • メンタルブレイク寸前までいった原因は長時間の勤務と負荷の大きな仕事。
  • 原因の根本は、自分は大丈夫という過信とアクシデントが重なったこと。
  • 完全にダウンしなかったのは、仕事を大幅に制限したから。それ以降、健康第一になった。

メンタルブレイク寸前までの経緯

私は年間で見た時に仕事の忙しさのピークが2回あり、

それが夏と年度末です。

忙しさは管理職としての管理や経営の仕事ではなく、

プレイヤーの仕事によります。

昨年の夏がいつもの夏と違ったのは、

・初めてやる仕事が2件追加

・部下1名の離職

です。

結果として昨年の夏はここ3年ぐらいの中で、

一番稼働していました。

休日は家族の時間として死守していたので、

平日の勤務時間はそれなりの時間になっていました。

管理職ということもあり、

業務の割り振りや残業時間のコントロールは

自分でやる必要がありますが、

仕事に追われて処理するので精一杯な状態になっていました。

そして、ちょうど今ぐらいの時期に

息が詰まるような症状に悩まされました。

コロナもある時期だったので、

はじめはそれを疑って近くの診療所で検査(当然、陰性)。

それでも症状が続くので、

総合病院で精密検査を受けましたが原因はわかりませんでした。

症状が続くならまた来院するように言われましたが、

仕事のピークが一時終わり、

時間的に余裕ができたこともあり症状が落ち着いて、

再度通院することはありませんでした。

そして症状が年末ごろに再発しました。

過去の仕事にミスがあることがわかり、

それを大幅に修正する作業が追加で入ったことが原因です。

しかも、タイミングの悪いことに、

その仕事に関わっていて、

修正作業ができそうな職員が私しかいませんでした。

通常業務に修正作業が重なりました。

しかも、修正作業に関しては再度のミスはあっては

ならないというプレッシャーが重なって、

時間的にも精神的にも消耗しました。

この時点では明らかにこれはダメなやつだとわかりました。

ヘルプの申し出をしましたが、

通らず(これがきっかけで転職も視野に入れた)、

結局自分で処理することになりました。

なんとか乗り切りはしましたが、

修正対応した相手方からのメールを開く瞬間に動悸がするような状態でした。

さすがに体調不良の原因が精神的なものとしか思えないので、

心療内科にかかることにしていました。

運が悪いのか良いのかわかりませんが、

年末でどの病院も予約が詰まっていて、

通院の予約がとれませんでした。

そのまま年末年始の休みに入り、

ゆっくりと休んだ結果、症状は治まりました。

年明けの時点で症状がなかったこと、

仕事量が原因としか思えなかったことで、

病院にかかる前に

自分を守るために勤務時間を大幅に制限することにしました。

その後は、繁忙期の年度末も

時々、軽い症状は出ながらも乗り切りました。

根本の原因

メンタルブレイク寸前までいった原因は長時間の作業と負荷です。

ですが、そこまで追い込まれてしまったのは、

自分は大丈夫という過信があったのが根本の原因だと思っています。

実際に勤務時間ベースで見れば

今回のケース以上の時間働いていたことが過去にあります。

ダメな成功体験としてそれが記憶にあったが故に、

今回もなんとかなるだろうと踏んでしまいました。

その頃とは若さ(体力)も仕事内容の責任も、

違うのに、です。

加えて、アクシデント的に仕事が入ったこととその対応がまずかったです。

私はどうやら修正作業に大きなストレスを感じます。

よくよく思い返してみると昔からそうで、

論文のリバイス指示とか非常に単純でも意味がないと思うものに対しては、

すごく腰が重く作業が捗りませんでした。

今になって、自己分析ができて、当時の自分に納得できました。

話が逸れましたが自分が負荷を感じる(しかも必ずしも自分でなくても良い仕事)は

多少我を通してでも、分担してもらうべきでした。

(直接担当していたのが離職した部下だった。)

今回もなんとかなったといえば

なんとかなってしまったのですが、

同じようなことを繰り返すのはさすがにごめんです。

次に活かすことにしました。

見直した働き方と生活習慣

体に変調をきたしている時点でアウトなのかもしれませんが、

今回は休職するようなところまではいきませんでした。

なんとか踏みとどまれたのは、

タイミングよく休みが取れたからです。

やはり休養はとっても大事です。

身をもって実感してから、

仕事も日常生活も改めました。

まずは睡眠時間を最低でも7時間は確保することから始め、

睡眠時間を削る原因になる定時後の仕事を止めました。

朝型なので仕事量が多い時には午前中の作業時間を長く取ります。

どちらにしろ勤務時間は短くなったので、

仕事を徹底的に効率化しました。

加えて、仕事をあれこれと積極的に引き受けるのを止め、

自分がやるべき仕事を選ぶようにしました。

管理職である自分が倒れるとその穴埋めは、

組織にとっては相当な痛手になります。

自分は調整弁としてある程度の余力を残しておくように心がけています。

加えて、本当に健康に気をつけるようになりました。

なんとなくでやっていた運動もありましたが、

それは止めて、週5~6回の筋トレをすることにしました。

幅があるのは時間のあるテレワーク+休日の時にすることにしているからです。

筋トレを始めたことで、

せっかくなら筋肉を効率よくつけたいという思いから、

食生活もだいぶ見直しました。

プロテインやビタミンサプリも飲んで。

そうすると筋肉をつけることそのものが目的になりつつあり、

筋トレをはじめた当初の目的(=健康のため)を見失いつつあります(笑)。

体の調子は良いので良いのですけど。

他にも健康のため、仕事の効率化のために、

色々なチャレンジをするようになりました。

今のところ、それらは功を奏しています。

まとめ

振り返ると、一番体調が悪かった時は

メンタルブレイク「寸前」ではなくてアウトですね…。

自己管理ができていないので恥ずかしい話ではありますが、

それをきっかけに見直したというお話でした。

あと、自分がそれを経験したことで、

管理職として職員に寄り添えるようになったのは、

良い変化だったかもしれません。

本来が根性大好きの体育会系気質なので。

みなさんも心身に不調をきたすような働き方にはご注意を。

睡眠、休養、仕事のことを忘れる時間を作る、

が普通の人には必要です。