こんにちは、ひろすけです。
就職して良かったことは以前に生活面についてまとめました。
今回は就職して良かったと思う部分のうち、
健康面についてまとめます。
あくまで私個人の場合ですが、
今しんどいな、と思っている人が
健康面を最善する参考になれば嬉しいです。
要点
- 就職して自分の健康に気を使えるようになった。
- 健康でいることで仕事にも家庭にも余裕ができた。
- 健康でいるためにやっていることは、睡眠と運動の時間の確保。
健康でいることを意識すること
健康第一と言いますが、
これは本当にそのとおりだと思います。
ただ、健康を第一にすることは私にとってはすごく難しいことでした。
大学院生・ポスドクだった頃は成果を出すために、
とにかく長い時間研究活動をしていました。
長ければ良いというものでもないのですが、
それしか成果を出す手段が思いつきませんでした。
そんな生活なのでしょっちゅう体調を崩して、
でも時間(とお金)がもったいないからと病院には行かず、
結果として長引いて、効率は良くなかったです。
そうでもしないと将来がとにかく不安でした。
実は大学院・ポスドク時代だけでなく、
就職して2~3年ぐらいは同じスタンスでした。
とにかく成果を出す、そのために仕事をこなす。
そのために土日祝日関係なくメールをチェックして、
早朝や夜中でも返信をする…。
何ならポスドクのときより働いていたかも。
※当然ですが、それを強いられていたわけではない。
こうした入社年数の浅い時期にとにかく働いたことには
良かったこともありました。
ただ、家族には心配されていましたし、
ベストなやりかたではなかったです。
当然のことですが、無理をすると体調を崩します。
体だけでなく、心の不調の一歩手前ぐらいまでにいってしまい、
そのときにふと思いました。
何のためにこんなに無理をしているのだろうか…。
よく考えるとポスドク時代にほしかった
生活の保障はされています。
その時の仕事の仕方が10だとして、
5になったからといって保障がなくなることはありません。
自分が完全にダウンして働けなくなることが、
自分にも家族にも避けないといけない。
当たり前のことでしかないのですが、
これが自分の中で腹落ちしてから、
自分の健康をきちんと管理するということを意識するようになりました。
最適な仕事の仕方というはあると思います。
おそらくポスドクの時でももっとよいやり方はあったはず。
でも、手に職のない状態で、
同じような体調不良状況になって同じ選択ができたかといわれると、
難しかっただろうな、と。
最近、人間健康でいることに勝る幸せはないとひしひし感じています。
でも健康でいるためには、
生活がある程度保障されていて、
心が穏やかである必要があるんですよね。
自分の健康を管理することで生まれる余裕
自分の健康状態が良いと好循環が生まれます。
その根本は、配慮できる余裕があることによると思っています。
これは職場の人にも、家族にも、
そして自分にもです。
普段どんなに優しい人でも、睡眠不足や空腹が続いて、
極限状態になれば攻撃的になると言います。
この例は極端ですが、
裏返すと極限状態になる方向を避けるようにしていれば、
自分の良い状態を保って、人に配慮をもって接することができます。
「自分がこれだけやっているのに…」という思いがどこかにあると、
相手に配慮するのが難しくなります。
「自分は自分の健康のためにこれだけやっているのだから」と思えるようになって、
最近人生が生きやすくなりました。
自分の健康のためには、
ある程度自己中心的で良いです。
それが回り回って、他者のためにもなります。
健康管理のためにやっていること
健康のためにという名目で、
これまでに色々なことをやっていました。
それはみなさんも同じでしょう。
私も毎年試行錯誤をしていますが、
今のところ行き着いたのは、
・睡眠をしっかりとること
・運動を定期的にすること
の2つです。
食事や栄養のこともなくはないですが、
そこまで重視はしていません(もともと食に対するこだわりが薄い)。
まず睡眠ですが、7.5~8時間を確保するようにしています。
休日でも平日でも変わりません。
基本的に寝る時間を決めることでコントロールしていますが、
出張などでどうしても時間が確保できない時は、
昼寝などを入れたりしています。
時間だけでなく、
睡眠の質を高める寝具にも気をつけるようになりました。
二十代の頃は別に寝れれば畳でもいいでしょ、と思っていましたが、
ダメです。寝具大事。
寝起きに体が痛いような寝具は長く寝ても効果が薄いです。
疲れをしっかりとるためにも投資する価値があります。
今使っているのは3万円ぐらいのマットレスで
そんなに高級品ではないですが、
それだけでも寝起きが全然違います。
それまで使っていたもので問題ないと思っていたけど、
良いものを使うと違いが歴然と感じられる。
そういう点ではイスに近いような印象です。
次に運動。
少し前までは運動=有酸素運動でしたが、
最近は筋トレ中心にしています。
1回30~45分を週4~5回ペース、
自宅で自重トレーニングをしています。
有酸素から筋トレに切り替えた理由は、
有酸素運動の効果があまり感じられなかったこと、
なんとなく手に取った筋トレ本を読んで腹落ち感があったからです。
せっかくやるならと筋トレを効果的にするためにプロテイン飲んだり、
ビタミン摂取心がけたり、結果的に食事にも気を配ることになっています。
ジムにいっているわけでもないので、
筋トレにはお金はほとんどかからないです。
初期投資で3千円のトレーニングマットを買って、
メニューは無料のアプリにそってやっているので、
ランニングコストは月3千円プロテイン代ぐらい。
もっと本気でやれば違うと思いますが、
筋トレはコスパの良い健康法であり趣味だなと思います。
なお、筋トレしなければ睡眠時間を1~1.5時間減らせると思いますが、
筋トレありきで生活を組み立てています。
私の場合、睡眠と運動を合わせると通常9時間ぐらいが必要です。
この時間を確保するために削ったのは、
やはり仕事をする時間です。
日々の仕事で無駄や自分がしないで良い仕事を見直して、
必要最小限の勤務時間を目指しています。
時間を制限することで、
どうやったら効率が良いかや無駄がないかを考え、
試行錯誤をすることになります。
結果として成果の量と質はそう落ちていません。
健康管理をしながらも、思ったよりは成果を落とさずにできるのは、
マインドセットの修正や試行錯誤の効果もありますが、
単純に体調が良いことや集中できることで、
パフォーマンスが上がっているのだと思います。
仕事よりも健康を完全に優先することはたぶんできないでしょう。
まとめ
今回は就職して良かったことのうち健康面についてまとめました。
渡しの場合は就職してすぐによくなったわけではないですし、
人によっては遮二無二に働くことで体調を崩す人もいます。
ただ、就職して金銭的に余裕が生まれることで、
健康に気を使えるようになるのは間違いないと思います。
健康ってそれが大事なのはなんとなくわかっているけど、
本気でそれを大事にするのは言うほど簡単ではないですね。
不安定なポストにいるとメンタル的にもとってもしんどいです。
それを経験することは一長一短だと思いますが、
つらすぎるのであれば、余裕のある方向に向けて動き出すのも一つの手です。